ジェームス・スキナー「お金の科学」で私が好きなところ

以前にも「お金の科学」の本を紹介しましたが、今回はこの本の中で私が好きなところを書いてみたいと思います。

この本を知らない人は、本のタイトルである「お金の科学」を見たら、ちょっと引いてしまうかもしれませんね。

でもそんなことはありません。

この本はビジネス書でもありますし、成功哲学の本でもあるといえます。また、本の構成が引き寄せの法則を用いながら進めているのも面白いですね。

「お金の科学」で好きな部分

この本の中で私が好きなところの一つは、豊かさのマインドの原点の部分で、その一部を引用してみます。

自分の欲しい物を手に入れるために、他人の物を貪ったり、望んだり、求めたりする必要はない。あなたは自分の心の望みに任せて同等なものあるいはそれ以上のものを手にすることができる。

お金を得る科学的方法を活用するとき、すべての人がより多くを持つようになる形で、自分の欲しい物を手に入れることになる。

創造マインドを生かし、億万長者になる人が多くなればなるほどに、さらに多くの人がその足跡を追いながら裕福になる。

この豊かさを自分の生活において確保するためには、競争の思いを全て心から追放しなければならない。

これは競争で疲弊してしまうよりは、創造のマインドを使い協力できることが出来れば、そこに新しい価値やステータスを生み出せるということです。

ちょっと難しいですが、創造のマインドで新しいことを生み出すことはとても大切なんです。

もうひとつは、千億円を売り上げる八ステップのプロセスの部分です。

これは、営業のプロセスが紹介されています。私はもともと営業をしていましたので、この部分が気になりました。営業をしているときにこれを知っていれば、大変参考になったと思います。

ここは、八ステップのタイトルだけを列記して起きます。

  • ステップ1 見込み客のリストを作成し、それを常に携帯する。
  • ステップ2 見込み客に会い、ラポールを作る
  • ステップ3 自分の企業を紹介し、目的を述べる
  • ステップ4 お客様のニーズを把握するための質問をする
  • ステップ5 商品のプレゼンテーションをする
  • ステップ6 注文を依頼し、反発に対応する
  • ステップ7 アップセール、サイドセール、ダウンセール、オンセール
  • ステップ8 紹介を依頼する

これに加えて、営業の成果を改善させる二十一の方法というのがありこれも気に入っているのですが、長くなるので割愛させていただきます。気になる方は本を読んでみてください。

これらの内容を営業の人が知っていればいいのかというとそういうことでもないと思います。まったく畑違いの人でもこういうことを知っていると、自分の幅が出てきます。

また、営業で来られた人への対応も変わってくると思います。

社会人にはお勧めしたいです

相手を理解するジェームス・スキナー氏が大切にしていることに創造マインドの他にラポールという言葉があります。この本の中でも少し記述されていますが、本の中では“お互いに反応している状態であり、または開かれたコミュニケーションが可能な雰囲気である”としています。

また、相手との現実を共有する(問題の共有とか)ということだとも言っています。

相手を理解することで、そうして欲しいのかがわかるのでしょうね。これって営業でなくても、普通の人にも大切だと思います。

この本は、ビジネスマンや経営者、起業を考えている人などの他にも幅広異分野の人にも、とても参考になる本だと思います。

現在では文庫本としても出版されていますので携帯にも便利です。興味のある方は一読をおすすめします。もちろんすべての人に受け入れられるわけではないとは思いますが、私としてはおすすめしたい一冊です。

もしこの本を読んで内容に共感できる人は、氏が主催するセミナーに参加してみるのもいいと思います。このセミナーは、困っている人、行き詰まっている人、仕事がうまくいっていない人、金銭的に苦しい人が参加すると何かがつかめるはずです。

ちょっとまとまりがない文章になってしまいましたが、「お金の科学」はビジネスマンでなくても何らかの仕事をしている人に読んで欲しい一冊です。

この記事は参考になりましたか? 参考になったと思われる方は下記のバナーかリンクをクリック願います

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
にほんブログ村

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ