暗示にかかっているだけで潜在意識が働いてしまう

この世の中の誰しもが、何らかの暗示にかかっています。

最初の暗示をかけられたのは、たぶん幼少のころの親兄弟でしょう。そして大きくなるにつれて、自分の周りにいる大人が暗示をかけています。

こんな具合です。

お前はバカだ、どうしようもない、何をやっても失敗する、などのマイナスのことばを浴びせられ、それを自分はそういう人間なんだと受け入れてしまった場合です。
もちろん、そんな言葉を言われても、へっちゃらでスルーしてしまう人もいますが、こういう人は暗示にはかかっていません。

暗示を受け入れると、それに反応してしまう

暗示をかけたほうは、自分が暗示をかけているとは思ってもいません。

暗示をかけられた方は、何の疑いもせず受け入れた考えや行動を無意識にしてしまいます。

催眠術も暗示ですね。例えば、極寒の地にいるという暗示をかければ、ものすごく寒がりますし、氷が灼熱の熱さという暗示をかければ、氷に触れた部分は火傷の反応を示すそうです。

更にいうと、とある宗教の信者の話ですが、○○を信じているから事故に遭わない。あるいは、○○を信じているから、この程度で済んだ...。ということを私は実際に耳にしています。

これらは、知らない間に暗示を受け入れていて、無意識に反応してしまうのでしょう。
ということは、良くも悪くも、暗示は潜在意識に働きかけていることになります。

よく言われているのは、潜在意識は暗示を受けやすいということです。

しかし、私たちの意識は潜在意識に誤った印象や思いを受け入れないようにすることも出来るのです。

現在の意識として、悪い考えや悪いイメージを受け入れないようにし、良いことだけを意識的に受け入れるようにすればいいのですが、暗示がかかっていると、自分が気付いていない可能性があります。

こんな場合はどうしたらいいのでしょう?

暗示を取り除くために自己イメージを変える

自己暗示を変える
自分の中にあるマイナスな言葉やイメージ、感情を出してみましょう。
それを、プラスのことばやイメージ、感情に変えて、自分の心に自己暗示をかければいいのです。

近い言葉でいうと、自己イメージを変えることです。自己イメージは、自分を今までどう見ているかです。それを良い方向に変えることを自己イメージを書き換えるといいます。

自己暗示や自己イメージを書き換えることができれば、他人から受けた暗示はなくなり、プラスの暗示が潜在意識に働きかけることになります。

自己暗示は、一度暗示すればOKと言う訳にはいきません。

自分自身に、自分はできる、大丈夫だ、という気持ちとその状況をイメージし、無意識に思ってしまうくらい繰り返すこと、または信頼のおける人から、あなたが変わっている姿を認めてもらうことで、一気に自己暗示は成功するでしょう。

自己イメージを変えることで、自己暗示をかけることができれば、潜在意識が働き始め、気づかない間にさまざまな良いことやきっかけを引き寄せてくれることでしょう。

今からでも遅くはありません。自分にかけられた暗示を棚卸をしてみてください。

この記事は参考になりましたか? 参考になったと思われる方は下記のバナーかリンクをクリック願います

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
にほんブログ村

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ