「心のブレーキの外し方」で潜在意識の働きを理解する大切なこととは

石井裕之氏の「心のブレーキの外し方」の中で、潜在意識の基本的な働きを理解するために大切なことが載っていますので、ちょつと紹介したいと思います。

この「心のブレーキの外し方」は、潜在意識のはたらきの基本的なことを理解するにはとても参考になる書籍です。潜在意識について興味がある方は、是非一読することをおススメします。

潜在意識がうまく働く仕組みを理解する

「心のブレーキの外し方」の本文からです。

「緊張し“ない”ように話そう」
「これだけやって百万円しか儲から“ない”のか」
「勇気が“ない”からチャレンジでき“ない”」

とあなたが言ったとき、潜在意識には理解できないのです。あなたのために何をしたらいいのかまったく分からないから、潜在意識はストップしてしまいます。
いまと同じセリフを「~がない」という言い方をせずに言い直してみます。

「リラックスして話そう」
「このやり方だと、百万円は儲かるんだな」
「勇気をもてばチャレンジできる」

ちょっと角度を変えれば、「~がない」という言い方をせずに、同じことを表現できます。これなら、潜在意識も理解できる。理解できるから、あなたをリラックスさせ、さらに儲かるようなアイディアをもたらし、チャレンジできる勇気を与えてくれるのです。

の部分ですが、これはポジティブシンキングのことではなく潜在意識を活用するための緻密なテクニックだと言っています。

一般的には、「~ない」という表現はネガティブな表現なのでそういう表現はしないようにするのがいいとされていますね。しかし、ここでは潜在意識のはたらきを考えると、どんな状況でも、出来ないことではなく、“何ならできるのか”と考えると、潜在意識が自分をサポートするために働いてくれるのだそうです。

出来ないことをいつまでも考えていたって良い答えは出ませんよね。この本の中でも言っていますが、答えの出ないことを考えていると潜在意識が疲れてしまうと言っています。つまり、潜在意識が働いていないのと同じことですね。

それよりも、何かできることに意識を集中したほうが、潜在意識は答えを見つけやすくなるということだと思います。

確かに、答えの出ないことをいつまでも考えたり悔んだりしても何も答えは出ませんよね。それだったら、出来ることを考えたほうが良いですよね。

この中ではポジティブシンキングのことではないと言っていますが、ポジティブシンキングをしていれば潜在意識も働きやすいということにもなりますよね。

潜在意識を働かせるには行動も必要になってくる

行動が必要潜在意識は今この瞬間しか理解できないのだそうです。なので過ぎ去ったことを悔やんだり、先のことを心配しても何もないと言っています。なので、今自分が出来ることは何だろうと考えて、それを行動に移すことが大切だと言っています。もちろん、残念な結果になってもです。

ここがちょっと大切です。
潜在意識に願望を伝えようとすることは、今そうなっていると感じることが大切だということに通ずると思います。潜在意識の働きを活用するには過去のことは関係ありませんね。将来こうなりますようにという願いでもありませんよね。こうなりますという願望を潜在意識に伝えるのですから、今この瞬間の考えが大切になってくるはずです。

願いを潜在意識が実現させるためには、その裏付けとなる行動は必要です。この行動によって潜在意識が働きやすくなるからです。願いだけでは潜在意識が働かない可能性があります。

潜在意識を活用するために、知っておきたい基本的なことを「心のブレーキの外し方」を引用して説明してみました。
潜在意識を働かせるためには、今できることを考えて行動することが大切なんですね。これまで行動が伴っていなかった人は、是非行動することを意識してみませんか。そしたら、潜在意識が働きやすくなるはずですよ。

「心のブレーキの外し方」を読んだ人は
石井裕之 「ダイナマイトモチベーションプログラム」は効果があるのか!のページもおススメします。

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