不安な気持ちのままでいたら潜在意識ははたらかない
潜在意識のはたらきを活用しようとしても、いつも不安な気持ちでいると潜在意識はうまくはたらいてはくれません。
心配事や気になることがあると、どうしても不安な気持ちになってしまったりします。
この不安な気持ちを小さくして、潜在意識がはたらきやすくなる方法は無いのでしょうか・・・。
不安な気持ちを少なくするためにはどうしたらいいのか
不安な気持ちは、誰かに不安な気持ちにさせられているわけではありません。そうしているのは、この自分自身であって他の人や周りの環境ではありません。ここで反論される人もいるでしょう。私は○○さんのせいで、不安な気持ちや辛い気持ちになっているのだからと・・・。
たとえば、同じことを言われたとしても、それを気にるする人と全然気にしない人がいますよね。それは、言われたことが原因で気にしてしまうのではなく、自分で気にするように捉えてしまうから気にするのです。気にしていない人は、そんなふうには捉えてはいないのです。
では、お金がなくて支払いに困っているときは当然不安になってしまいます。手形が落とせないとしたら、倒産になってしまうわけですから、不安、恐怖、不眠に陥ってしまうはずですよね。
こんな状況であれば、いつまでもそれを考えても仕方がありません。何かを考えて好転するならいいのですが、やれるだけのことをしてダメなら割り切るしかないのです。もちろん、やれることをしていないのではダメですよ。
不安な気持ちを少なくするためにはどうしたらいいのでしょうか・・・。
不安な気持ちになったときには、その不安となる原因を取り除くことができるのかどうかを考えます。原因を取り除くことができるのであれば、そのことに集中することで、不安な気持ちは小さくなってきます。
でも、原因を取り除くことができないのであれば、何も変えることはできないわけですから、それをいつまでも考えていたら時間の無駄になってしまいます。こういう場合は、気持ちを切り替えて、あきらめることも必要です。もうどうなってもいいという覚悟を持つことです。
こんな開き直りの考えが出来ると、不安も小さくなってきます。
これは、あくまでも万策尽きた場合ですよ。
それから、不安を無くすようにするためには、自己暗示の働きを利用するのも場合によっては効果的です。自分をその気にさせることはとても大切なんですよ。そして、不安な気持ちが頭に思い浮かんだら、自分は大丈夫、自分にはできるというイメージを思い描いて、自分自身に暗示をかけることを実践してみましょう。
不安は克服するもの、それとも気にしなくすること
みなさんは不安な気持ちをどういうかたちで克服していますか。いつも不安な気持ちでいると、どうしてもネガティブな状態になってしまいまい、潜在意識どころではありません。
実は、私はいつも不安な気持ちでいることが多かったのです。ちょっとしたことが気になったりするので、いつも気持ちが晴々しない状態でした。周りの人からすれば、何をそんなに考えているの?何を気にしているの?という感じだったと思います。
そんなときは表情だって暗くなっていたはずです。
それを変えたのが、考え方を変えたからだと思います。もちろん急には変えることはできませんから、徐々に変えていきました。それは、小さいことには拘らないようにして、解決しない問題をいつまでも考えないようにしました。そして、自分に良いように物事を考えるようにし、自分は大丈夫だと言い聞かせるようにしました。
こんな簡単なことですが、不安なことがあれば自分は大丈夫なんだと言い聞かせるようにしたり、いい方になるように考えたりすることで、以前よりは少しずつ変わってきてはいます。
いつまでも悩んだりすることのなくなりましたし、気持ちを切り替えることが早くなっています。
こんなふうに自己暗示がうまくいっていると、不安は小さくなり代わって自信が出てくるようになるはずです。
不安な気持ちになってしまったら、いつまでもその気持ちでいないで気持ちを切り替えて、良いことを考えるようにするのがいいのです。
誰もが不安な気持ちになってしまうことは当然ですが、いつまでも不安な気持ちでいても何も解決しませんね。それよりも、不安を解決できるのか出来ないのかを見極めたり、気持ちを切り替えるように心がけていると、うまく不安を小さくすることができます。
これはすぐにはできないかもしれませんが、こういうことを心がけていると、徐々にそういうふうになれるはずですから、取り入れてみてはいかがですか。そうすることで潜在意識がはたらきやすい状態になれるはずですよ。
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