プラス思考とマイナス思考　あなたが引き寄せているのは．．．

一般的には、プラス思考をしたほうが良いといわれています。

では、なぜマイナス思考がダメなんでしょうか。マイナス思考の人がプラス思考にはなれないものなのでしょうか。

あなたは、プラス思考をしていますか

マイナス思考をしている人は、どんな考えや行動をしているのでしょうか。
自分は認められていない、そんなことをやっても仕方がないよ、自分が悪いんじゃない、失敗したらどうしよう、笑われてしまうかも、．．．。

こんな言葉を口にしたり、考えていたりしていないでしょうか？

こんな言葉を、他の人に受け入れてもらいたいと思っているわけです。

それで本当に周りの人がそれを受け入れてくれるんでしょうか？
たしかに、それを受け入れてくれる人や、同調してくれる人はいるはずです。それは、同じような思考（ここでいうマイナス思考）をしている人は、そうだそうだ、ダメなんだよね、と言いながらあなたのことばに賛成の意を表してくれるでしょう。

こうなると、プラスの意見が出てもそれを否定してしまう言葉しか出なくなってしまうでしょう。すると、いつまでも自らが良くしようという考えが起こらなくなってしまい、他の人に良い考えがもたらされるまで、問題が解決しないかもしれません。

本当にマイナス思考って悪いものなの

では、全てのマイナス思考が悪いのかというとそんなこともないはずです。

企業などでのトラブル回避や品質を改善したりするためには、悪くなることを考えなければなりません。危機管理の場合は、あらゆる場面を想定しなければならないので、マイナス的思考は大切になります。

楽天的に、そんなことは起こらない、大丈夫、とばかりは言っていられないのです。

しかし、プラス思考でいると出てくる言葉や行動は未来志向になっています。自分の周りにはそんな人はいませんか？

後ろ向きな発言はしていないでしょう。

トラブルが起こっても決してあきらめません。今できることを考えて一所懸命です。そして、絶対に問題が解決できるとも思っていますよ。

プラス思考で前向きな人には、やっぱり同じような思考の人が集まってきます。

ここにマイナス思考の人がいたら、多分、居心地が悪い感じがするかもしれません。また、その逆の場合もそうでしょう。

プラス思考やマイナス思考であなたの思考が引き寄せてしまうもの

プラス思考でいると、良い話が勝手にやってきます。それに乗っかるだけで、成功や幸せを早く引き寄せることができるでしょう。だって、周りには、そういう人が多いんですから。

しかし、マイナス思考でいるとやっぱり悪いことしか集まってこないような気がします。だって、いい話がないんですもの．．．。

昔の私はそうでした。いつも最悪なことを考えて、それに備えるということをしていました。そんな感じですから、明るさがない感じで、人を寄せ付けないような雰囲気を出していたようです。（仕事の内容とも関係はしていたと思いますが）

でも、そんな考えでいると、やっぱり気持ちが疲れてしまうんです。何をしても面白くない感じで．．．。これはマズイんじゃないかと思って、意識的に明るく楽しくしようとしました。まぁ、すぐにはそうなりませんでしたが、友達や普段話をする人が、少しずつ変わってくるようになりました。

現在では、大丈夫 といつも自分に言い聞かせていますよ。

プラス思考になることはできるのでしょうか？

ネットで、ちょっといい記事を読んだのでかいつまんで紹介します。
あの世界王者だった具志堅さんなんです。現在はタレントとして活躍されていますね。
その具志堅さんですが、テレビのバラエティー番組では、周りの人から結構イジられて、ポンコツキャラ全開です。そうはいっても、世界タイトル13回連続防衛を果たした栄光はあるはずです。

普通は、その栄光があればあんなにイジられたりはしませんよ。
しかし、具志堅さんはそれを全くひけらかすことなく、キャラ全開です。
不思議に思いませんか？

そもそも、具志堅さんの性格？

いえいえ、タレントとしてやっていくために、その栄光は捨てたそうです。
たとえば、同じボクシングの仕事をしていたら、その栄光を背負うのもいいですが、違う世界の仕事ですから。

それにしても、すごい考えですよね。

タレントとしてやっていても、色々な不安、失敗があるそうです。でも、そんな時は、気持ちを切り替えるようにすると書いてありました。

具志堅さん、只者ではないですね。

プラス思考になるためには、急に明日からプラス思考です、と言う訳にはいきません。
やっぱり具志堅さんのように、気持ちを良いほうに切り替えて、少しずつ、少しずつプラスの思考に近づいていくことが大切ではないでしょうか。

気づいたら、ちゃんとプラス思考になっていて、いいことをいっぱい引き寄せているかもしれません。少しずつ変わっていきましょうね。