他人を同情すると、それと同じ状況を引き寄せてしまうことがある

友だちや同僚、後輩などから自分の辛い状況やいかに大変であるのか、あるいは失恋の痛手などの話をされたとき、みなさんはどう受け答えしますか?

もし、その話に同情するようなことを言っていると、自分もそういう状況になってしまうかもしれないというのです。

自分がそうなっていると感じるなら、それは変えたほうが良いかもしれませんよ。

同情する気持ちや言葉は潜在意識に伝わりやすくなる

みなさんは人の辛い話や苦しい状況、理不尽な仕打ちを受けているような話を聞かされた時、どう反応していますか?

そういう話を聞いて、憤慨したり涙を流したりして同情することは多くの人にあることだと思います。そして、そういう話をすることが多いと思いませんか。

こういう話は、相手に同情する気持ちと第三者に対する悪い感情があるので、余計に話が盛り上がってしまうことがあります。(中には、そういう同情を演じている人もいますよ。)

それで、なぜこの同情が悪いというのでしょうか・・・?

それは、こういう同情をしている自分の考えや気持ちがマイナスになっているからです。これって、今のこの意識が潜在意識に伝わってしまうかもしれないのです。

つまり、相手の話を聞いて自分が同情していることを口に出してしまうことは、その言葉を自分にも向けているのと同じだということです。

なので、潜在意識はあなたが同情される状況や、いつまでも同情している状況がもたらされるかもしれないのです。ですから、自分が言っている言葉には十分注意しなければなりませんよ。

同情するだけではなく、相手を応援することが必要です

良い言葉をかけるでは、同情してはいけないということでしょうか・・・?

いいえ、そういうことではありません。

同情する気持ちが出てくることは自然なことだと思います。そしてそれを言葉に出して言ってしまいます。でも、そこで終わってしまってはダメだということです。

同情だけで終わってしまうからダメなのです。

たっぷりと同情したら、その後には、あなたならきっと大丈夫です、とか、あなたならうまくいきます、自信を持ってね、というようなエールを送るようにしましょう。

相手を応援する言葉をかけてあげることが大切なんです。

こういう言葉をかけていると、不思議なことに自分が元気になっていくような気がします。私は何だか自信が出たり力が湧いてくるような感じがするときがあります。

これって、相手にプラスの言葉をかけているはずですが、自分にもかけているということなのです。つまり、知らず知らずにプラスの自己暗示をかけているのと同じなのです。

だから、こういう自己暗示が潜在意識に働きかけることになり、自分の状況が好転しやすくなるのです。

いかかですか。決して同情することが悪いわけではありませんが、それで終わってはダメです。やっぱり最後は良い言葉を口にすることが大切なんですね。

この記事は参考になりましたか? 参考になったと思われる方は下記のバナーかリンクをクリック願います

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
にほんブログ村

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ