『斎藤一人 がんばらないで お金も人も引き寄せる人の法則』は本当にお金も人も引き寄せることができるのか

斎藤一人 がんばらないでお金も人も引き寄せる人の法則』を読んでみました。タイトルだけを見ただけでも気持ちが引き寄せられてしまうのは私だけでしょうか・・・。

この本は、斎藤一人さんの一番弟子である柴村恵美子さんの著書です。本の内容は、柴村さんが一人さんから教わったことで、実際に効果があったものだけを紹介しているそうです。

私も一人さんの本を何冊か読んだことがあります。斎藤さんが出されている本は、普段一人さんががいお弟子さんたちに話している内容が中心になっていることが書かれていたりします。そういう教えを実践して柴村さんもお金と人を引き寄せたということになりますね。

その内容が『斎藤一人 頑張らないでお金も人も引き寄せる人の法則』として書かれているものです。

上気元でいることは、簡単なようで結構難しいかもしれない

この本の内容は、私が読んだ一人さんの本の内容と同じことがたくさんあります。私は一人さんの本をすべて読んだわけではないので、もしかすると、すべての一人さんの本を読んでいれば、この本の内容は読んでいることになっているのかもしれません。

一人さんファンの方は、この本を読んでも当たり前だと思ってしまうかもしれませんが、一人さんのことを知らない人がこの本を読んだほうがいいかもしれません。

つまり、何も知らない状態でこの内容に触れたほうが納得しやすいかもしれませんよ。

この本の中で、いい話だと思うことと、私が初めて聞く話でいいなと思ったこと、そして私が実践していることを紹介したいと思います。

まず、この本では、上気元でいることを教えています。上気元なんて言葉ありませんがもともとは上機嫌のことだそうです。それを上気元な人になると、お金や人を引き寄せることができるといっています。

これは、不機嫌にならないということです。

つまり、いくら自分が上気元だったとしても、自分の周りが不機嫌な人間ばかりだとすると、自分のいい気が不機嫌な人に獲られてしまい、自分まで不機嫌な人になってしまいます。

これは、会社をイメージすればわかりやすいと思います。自分の上司がいつも不機嫌で、威張り散らして自分の言うとおりに仕事をすればいいんだといっていたとします。そんなことを言われてしまったら、みんなやる気だって出てきませんよね。そうです、みんなが不機嫌になってしまうのです。

そのおかげで業績が悪かったとしたら、その上司は自分の責任だとは言わないでしょう。そうです、自分の部下の働きが悪いから業績が悪かったのだ、自分は悪くないということでしょう。

こういう不機嫌な人に引っ張られないようにしなければなりませんね。自分の機嫌は自分でよくするのだといっています。また、不機嫌な人には近づかないようにするとも言っていますよ。

自分がそういうマイナスの気に引っ張られやすい人は、近づかないで影響を小さくするのがいいのです。

この上気元でいることって周りの人も上気元にすることができるので、いいことが引き寄せられるはずですよ。

「白光の誓い」は書いてある内容は簡単だが、それを実践するのは修行かもしれない

「白光の誓い」

自分を愛して、他人を愛します
やさしさと笑顔を絶やさず
人の悪口をいいません
長所をほめるように努めます

南無白光観世音

という誓いを柴村さんは一人さんとたてたそうです。そしてこの誓いを実践しているそうです。

書いてある言葉は簡単な内容ですが、これを実践するのはとても大変なはずです。

人の悪口をいいませんですよ。そんなことできますか?
私も、極力人の悪口は言わないようにしているつもりですが、どうしても話をしていてエキサイトしてくると、自分は悪くないあのやり方が悪いんだというように出てしまうことがあります。そういう時は、あとで反省をするんですが・・・。

みなさんにはできますか?

これは、たぶんですが、人の悪いところをいうよりも、その人のいいところをつまり長所を見つけて言うのがいいということだと思います。もちろん、本人にあなたはこれこれがいいところですよ、といえばその人は悪い気はしませんよね。それが続けば、自分の悪いところに気付いて、いいことをするようになるはずです。

こういうことが普通にできるといいんですよね・・・。
柴村さんはこれを行うことで、人生が好転したということですよ。
私はもう少し修業が必要です。

ほかの人の幸せを祈ることは、自分の幸せを祈っているのと同じこと

そして、他人の幸せを祈るということです。これは私も実践しているのですが、考え事をしていたり、ぼーっとしていたりして忘れてしまうことが多々あります。でも、なるべく意識して他人の幸せを祈るようにはしています。

これは一人さんの著書にも書かれているのですが、「この人にすべての良きことがなだれのごとく起きます」という祈りです。

つまり、自分以外の人もいいことがいっぱいあって幸せになってくださいという願いです。
これって自分に余裕がないとできないことなです。つまり、ほかの人を見て羨んだり愚痴を言ったりしている人はこういう願いはできません。また、それ以前に自分を好きになっていなければ、ほかの人にいいことが起きるように祈ることもできません。

つまり、自分がいい状態にならなければならないということです。

では、この本を読んでお金も人も引き寄せられるのかということですが、読んで頭に入っただけでは何も変わりません。この内容を実践して初めて、お金も人も引き寄せれれるようになるはずです。しかし、初めからすべてを行おうとはしないで、自分のできる内容から始めてみてはいかがでしょうか。

内容も簡潔に書かれていてわかり易いですから、一読して、自分ができることから実践してみることで、お金や人を引き寄せやすくなってくるはずですよ。

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