自己啓発法を次から次へと学んでも、効果は出ないかもしれない
自己啓発とは、自分自身を高めるための知識あるいは方法を学んで、それを実践したり活かしたりすることです。
そのためには、セミナーに参加したり、書籍を読んだり、教材を利用したりすることがあります。
それで得た知識や方法を仕事や生活に活かすことができれば、大きなメリットになるかもしれませんね。
しかし、そううまく知識や方法を活かせる人ばかりではありません。むしろ、そういうセミナーや教材に満足できずに次から次へとやってしまう人がいるのです。
これではせっかっくのセミナーや教材の意味がなくなってしまいます。
自己啓発のセミナーや教材で得た知識を活かしていないと意味がありません
自己啓発のセミナーや教材で学ぶことはとてもいいことです。自分が知らない知識を得られるので、とても有用です。それは、自分を高めようとか自分を変えようとする意識の高い人に多く見られる傾向です。
これらのセミナーや教材で学ぶことで、なるほどなぁ、と思ったり感動したりすることだってあります。これは講師の説明が上手だったりするとなおさらです。
それで、感動したり興奮したりして、とてもよかったと思えたりするのです。それはそれでよいことなんですが、その感動や良かったと思える気持ちがだんだんと小さくなってきてしまいます。
あんなに良かったはずなのに、もちろんいいのですが、そのときと今では気持ちが違っているのです。それは、自分が冷静になってきたということです。
セミナーや教材などで得た知識をそのまま活かすことができれば、あなたはレベルアップできますから、会社での評価もアップするかもしれませんよ。
しかし、セミナーを受講した、あるいは教材で学んだ、だけで終わってしまえば、そこで得た知識を活かしていることにはなりません。知っていることと、実際にやっていることでは大きな差があるのです。
そうなんです、いくら知識だけがあっても、実際にそれを活かしている人にはかないません。
それでは、自分は何も変わらないままになってしまいます。
すると、またあの時の感動や納得できる話や内容に出会いたくなり、また別のセミナーを受講したり別な教材を手に入れようとするのです。
これは、自分を変えるためではなく、感動や興奮を得るために、知らず知らずにやっている人もいるのです。もはや自己満足です。
自己啓発は、自分の目的を明確にしてから必要なセミナーや教材を選ぶ
ひとつのセミナーや教材だけで、他のものはしないほうが良いということはありません。
他のセミナーや教材を学ぶためには、その前のセミナーや教材を充分使いこなしているのかということです。あるいは、別な知識やレベルを上げるためならいいのですが、そうでないなら同じようなセミナーや教材をやっても意味がありません。
では、そうならないために自分はどんなスタンスでセミナーを受講したり教材で学んだりするのがいいのでしょうか・・・。
そのためには、自分が本当に必要な知識は何なのか、自分はどんなふうに変わりたいのかを明確にしなければなりません。これが出来ているなら、自分に必要なセミナーや教材を正しく選ぶことができて、それを活かすことができるはずです。
ここが明確になっていないと本当に必要でもないことに次から次へと手を出してしまい、結局、何も変わらなかったということになってしまいます。
自己啓発に関するセミナーや教材はたくさんあります。その中から自分に合ったもの、必要なものを見つけることができれば、あなたはレベルアップできるに違いありません。
そのためには、なぜこれをするのかはっきりした目的を持つことが大切です。これがちゃんとしていれば大丈夫ですよ。
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