追い込まれた人の行動は理解を越えてしまう、しかし誰に追い込まれたのでしょうか

人間は追い込まれると何をするかわからないということをよく聞きます。そうなんです、追い込まれた人間は犯罪だって犯してしまうのですよ。

でも、追い込まれるって、いったい誰に追い込まれたんでしょうか・・・。

問題となっていることでしょうか、それとも他の誰かなのでしょうか。

誰かに追い込まれているように思えますが、実は自分で自分を追い込んでいることを知っていますか・・・。

自分が向けている意識で、自分を追い込んでしまっている

たとえば、借金の返済を迫られていたとして、返すことができなければそのことに追い込まれてしまうことってありますよね。これは、返済を迫っている人が追い込んでいるように考えてしまいますが、本当は、自分で自分を追い込んでしまっているのです。

どういうことかというと、もし返済するお金がないんだから仕方がないだろうと思っている人は、追い込まれてはいません。これが、どうしよう、どうしよう、と思っている人は自分で自分を追い込んでしまっているのです。

もちろん、最初から返す気がなくてお金を借りるのは論外ですが、返済する意思がちゃんとあるなら、返済できないときがあったとしても、それは今だけなので、問題は大きくならないという意識を持てるかということです。

そう、意識のちがいでおこることなんです。

どこに意識を向けているかで、結果が大きく変わってしまうことだってあります。

この例だと、借金の返済だけにいつも意識を向けていれば、そういう状況がいつまでも引き寄せられてしまいます。それが悩みや苦しみになってしまいますから、ある時それらから抜け出すために、犯罪を犯してしまうことだってあるわけです。

逆に、無いものは無いと、ある意味、開き直っていたほうが良い場合があるのです。返済よりも、どう稼ぐのかということをいつも考えていたほうが、何とかなってしまうことだってあります。

それは、向けている意識の方向がちがうからです。

自分が向けている意識を変えることで、自分を追い込まなくなる

自分に向ける意識を変えるここでは借金をしても返さなくていいんだということを言っているわけではありませんよ。借りたものは返さなければなりませんが、返すことだけに意識を向けていては、うまくいかない場合が多いとうことです。

自分がいつも意識を向けていることに気付くようにしてください。いつも意識を向けていることが潜在意識に伝わり、それが実現されるような状況になってくるのです。

ここの例のように、借金の返済ばかり、あるいは返済できないとこばかりに意識を向けていることは、マイナスの意識ということになってしまいます。だから自分で自分を追い込んでしまうことになってしまうのです。

もっと簡単なところだと、試験勉強があまりできていなくて、どうしようと思っていたら、その時の意識は結果はよくないだろうということです。すると、やはりその通りになってしまう可能性は高くなってしまいます。

だからといって意識を、大丈夫、うまくいくと思い込もうとしても、勉強ができなかったということが自分の中にあるので、無理やり、大丈夫と思い込んでもそうはならないのです。

いい意識を持つためには、裏付けがあるのがいいのです。
自分はこれだけのことをしているから大丈夫、ということがあれば、いい意識を持つことができて自分で自分を追い込まなくなるはずです。

いかがですか、何かに、あるいは誰かに追い込まれて余裕がなくなっているときは、自分で自分を追い込んでいるのです。気持ちに余裕がないときは、尚更そう考えてしまうのです。

そうならないためにも、一歩引いて自分が向けている意識を変えるようにしてみましょう。違う方向に行けるかもしれませんよ。

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